多色刷りサイディングのクリヤー塗装で大切な【高圧洗浄の注意点】☆


外壁洗浄

多色刷りサイディングの外壁塗装ではクリヤー塗装を行います。
一般的な外壁塗装で使う塗料を塗ると、いわゆる「ベタ塗り」になってしまい、今の色柄が1色で塗り潰されてしまうからです。

今回は、そんな多色刷りサイディングをクリヤー塗装する時のポイントの1つ「クリヤーサイディングの高圧洗浄」についてお伝えします。

多色刷りサイディングとは

多色刷りサイディングというのは、外壁の表面が1色では無く何色もの色や柄で描かれて「印刷」されているようなサイディングの事です。
多色刷りサイディングは概ね下記の種類に分類できます
  • 目地の凹んだ部分だけ色が濃くなっている
  • 外壁面全体に細かい粒のような色が付いている(よく見ないと分からない場合もあります)
  • 外壁全体に柄が付いている
  • 目地の凹みは濃くなっていて、柄や細かい粒も付いている
このようなサイディングは、単色塗装をしても風合いが変わらない場合(許容出来る範囲内)と、著しく風合いが変わってしまう場合(許容範囲外)があります。
※許容の範囲はそれぞれの目的や好み・予算にも関係しますので、正解はありません。

単色塗りサイディングとは

単色塗りサイディングとは、・・・


多色刷りサイディングで高圧洗浄がポイントになる理由


する時に、高圧洗浄がポイントになる理由は、のでしょうか?

クリヤー塗装は透明の塗料を塗りる訳ですから、塗る前の下地が汚れたままだとその汚れごとコーティングする事になってしまいます。

また、塗装前の下地の見た目と完成後の見た目が同じため、下地がムラにならないように洗わなければなりません。


多色刷りサイディングの高圧洗浄で注意する作業上のポイント


洗浄水の勢いで表面を剥がさない


特に注意したいのは、サイディング表面が傷んでしまって洗浄水の勢いで塗膜を傷めてしまう事です。

多色刷りのサイディングの表面塗装は色付けと言うより印刷してあるというイメージなので、剥がれてしまうと取り返しが付きません。


洗いムラを起こさない

また、強く水を当て過ぎると印刷が薄くなってしまう事も有ります。

薄くなった部分は洗浄後にムラに見えてしまい、それも取返しがつかないのです。


このように多色刷りのサイディングの高圧洗浄では、むやみやたらに強力に洗えば良いのではなく、洗い進めながら下地の状態や汚れの状態などをよく見極めて慎重に洗浄作業を行わなければいけません。

洗浄出来ない部分に注意するポイント



弱っている下地

弱っている下地とは、・・・

錆び汚れ

電柱から家に引き込まれている電気の配線などを留めてある金具は、おおむねステンレスでは無くメッキした鉄です。
これが錆びてしまい、その錆びが外壁面に錆び汚れとなって垂れてしまう事があります。


油汚れ

換気扇フード下の・・・




まとめ


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