みなさん、こんにちは!
先日、花まるリフォームに取材に来てくれたリフォーム産業新聞社さん主催の
「リフォーム産業フェア」に行ってきました。
遮熱塗料の展示や実験機材などの他に
「年月が経つと強くなる塗料」や、
「ゴムのように伸縮する塗料」など…
かなり興味深い展示もありました。
その時のレポートもしたかったのですが、
まずは、連載企画の方を続けます。
いよいよ梅雨も明け、夏本番です。
少しでも暑さが軽減されると噂の【遮熱塗料】のお話です…。
遮熱塗料のウソ・ホント!?
2・一般住宅での効果(2)
前回は、遮熱塗料が本当に効果があると実体験をしたお話をお伝えしました。
強烈な実体験をしてしまうと、その時点で思考が、ガチッ!と固まってしまい
固定観念にとらわれてしまう事があります。
今日は、固定観念にとらわれず、基本に立ち戻って考えてみよう。
というお話です。
ですから、遮熱塗料の場合もただ、過度な期待を持たず冷静に判断する。
それだけで良いのです。
ですから…
一般住宅で遮熱塗料がもたらす体感効果は
・・・・・・・
【-2℃】
その程度ではないか?と考え、皆様にはそうお伝えしたいます。
前項の【劇的な効果】を発揮する「鉄板屋根」と、
一般住宅に多く使われている「スレート屋根」を比較すると、
条件が違い過ぎ、比較にならない事が分かります。
【-2℃】と言うのは、私の体験や、人から聞いた事など、
あくまで、私個人の的独断と偏見から推測した数字です。
私が、一般住宅で遮熱塗料を塗った時の効果が【-2℃】くらいではないか?
と思う理由を書いてみます。
① 鉄板とスレートでは、熱伝導率・吸収率が違う
② 屋根裏の空間があり、屋根からの熱気が直接室内に入る事は無い
③ 天井裏に断熱材が入っていて、天井裏の熱を断熱している
さっきの逆を書いただけです(笑)
遮熱塗料の【効果】重要なのは、数値?・体感?
簡単なのですが…
「たかが-2℃ されど-2℃」だからです。
今はあまりありませんが、昔はトタンの屋根が多かったので
「瓦の家と比べて、トタンは暑い」と言うのは常識でした。
スレートもやはり「トタンよりは涼しい」と評判でした。
鉄板の屋根はやはり暑いのです。
トタン屋根の家から、スレート屋根の家に引っ越した際の私の経験でも
「スレートの家は暑くない」と思えました。
でもその差がどの位か考えると…
「-2℃」違えば、体感でもそれなりに涼しく感じられる気がします。
期待する効果を理解してさえいれば、十分納得できると思うのです。
しかし、「劇的な効果!」などと書かれていれば、その期待は高まり
さらに、業者の方では「効果」=「高価」になるようです…
外壁塗装は「職人の腕」と「正しい塗料選び」そして3番目に「塗料のグレード」で決まります。
伝わりにくい所も、何とか分かりやすく解説します。
花まるリフォーム 高橋良一でした。
ではでは(^^ノシ
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