●「長持ち」とは?
お客様が「こうすれば長持ちするだろうな」と思われる事と、
私達プロが考える「こうすれば長持ちする」は、少し違うようですので、
ここで整理しておきます。
前項で、塗装の目的は
【建物を保護する事】と【美観の復元】と言いました。
ですから、塗り替え工事が終わると、
傷んでいた所は元通り。
新築のように綺麗になります。
ですから、「長持ち」とは、この状態が長続きする期間 の事
とも言えますね。
● 塗料だけでは「長持ち」になれない
一般的に、営業マンさんの通り一遍な説明ですと、
こんな感じになります・・・
「塗料の耐用年数は、その樹脂によって決まるので…
アクリル・・・6年
ウレタン・・・9年
シリコン・・・12年
フッ素 ・・・15年
光触媒 ・・・20年
少し高くはなりますが、
出来れば、≪長持ちする良い塗料≫をお勧めします」
こんな感じでしょうか?
営業マンさんの見せる「塗料のパンフレット」には
確かにそう書いてありますが、
実際には、そんな単純な話ではありません。
なぜなら、
塗料だけでは「長持ち」させる事は出来ないからです。
塗料以外のあと2つの要因
【塗る物の環境づくり】
【塗る人の技術】
これらが三身一体となって初めて【適切な塗装工事】が完成し
やっと「長持ち」させる事が出来るのです。
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