下地処理の方法

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外壁塗装の場合、【塗る事】よりも大切な事があります。

それが【下地処理】です。

 

塗った後がきれいに見えるのは、塗る前の段階で【色以外が、きれいな状態】を作っておかなければ、いくら色を塗ってもきれいに見えるはずがないからです。

 

そして、【ただ、塗るだけ】ならば、簡単なのですが、難しいのがこの【下地処理の方法】なのです。

 

化粧品で言えば【ファンデーション】

料理で言えば【下ごしらえ】

という事になるのでしょうか?

 

現在施工中の杉並区の現場の場合は、 

 

  P8013304.jpg_220.jpg

外階段の【手すり】部分のコンクリートの部分にビが入ってしまっていました。

 

ところが、「ヒビの原因」を 絶たなければ、またヒビが入ってしまいます。

 

お客様にはこのヒビが与える影響は分かりませんが、雨水が染み込み手すり本体の柱を腐らせる原因になっていきます。

 

外からは中の構造までは見えませんが、「柱が腐る」と言われれば、事の重要性は分かってもらえるのではないでしょうか。

 

たちは、塗装の専門家として期待されているのは、【ただ塗るだけ】では無いと思っていますので、こういった部分の大切さに気を配っていつも仕事をしています。

 

 

 

 

 

Pb140467_220.jpg 相良さんが行っている作業は、ヒビを埋めるために「コーキング」をするための「下地づくり」になります。

 

 普通のヒビに詰め物をしようとしても、溝が細すぎてきちんと埋まりません。

 

そこで、わざとヒビの溝を大きくして、詰め物(コーキング)がしっかりと入るようにするのです。

  

Pb140477_220.jpg Pb140476220.jpg

 

 

その後で、コーキングの作業に入ります。

 

 

Pb140485_220.jpg溝を深くしたおかげで、コーキングがきちんと入ります。

 

 

 

 

 

 

 

この手の作業は、医者さんの虫歯の治療にとても似ていると思っています。

 

虫歯になってしまう歯には、歯垢がたまりやすいなどの原因があります。

1度虫歯になってしまえば、その歯は2度と自然治癒しません。

歯医者さんに行くと、虫歯の部分を削り、詰め物をするか、歯全体を削り、かぶせ治療をします。

 

建物も、くなったところは自然治癒はしませんので、悪いところを削ったり、取り除いたりして、元通りに形成し直します。

 

 

歯も建物も、最初のままであり続けられれば良いのですが、諸条件によりそうもいかない場合があります。

 

そんな時、安心できる主治医がいるのといないのとでは、普段の生活の安心感が違うと思うのです。

そんな「お家の主治医さん」になれればと、

社員共々研究と実践の日々を精進しております。

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プロフィール

研究熱心では誰にも負けない…
はなまる工事を目指して21年
東京都世田谷区の外壁塗装専門店「花まるリフォーム株式会社」代表 高橋良一

東京都世田谷区の外壁塗装専門店「花まるリフォーム株式会社」代表 高橋良一
誰よりも家を長持ちさせる為の塗装への探究心が強い。我が花まるリフォーム社長・高橋良一。 いつも、お客様のお家に合った塗装・施工法を模索しています。

このブログ記事について

このページは、花まるリフォーム株式会社が2008年11月15日 08:40に書いたブログ記事です。

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