私自身は、家業の塗装店で20年間職人として様々な現場に携わりました。
もちろん、昔ながらの工務店の下請け塗装店です。
その時の仕事内容は、多岐にわたり、一般住宅から学校、マンション、役所工事。
それぞれに新築・塗り替え、内装工事・外装工事…とオールマイティーに携わり経験を積みました。
そうしてやっと、塗装職人として一人前と言われるまでになったのです。
確かに【建築塗装の専門家】にはなれました。
しかし、それぞれの仕事内容が多岐にわたり過ぎ、ノウハウの蓄積に無駄が多かったのではないかな?と思ってしまうのも事実です。
外壁塗装工事には、通常2週間程度かかりますので、最高で24件しか関わる事が出来ません。
以前の私の経験で言えば、他の下請け仕事の合間に外壁塗装工事が入ってくる感覚です。
1か月に1現場あるか無いかといった程度です。年間にしたら10現場くらいでしょうか?
はじめは一人だけの会社でした…
足場も一人で掛けていました。
4年前に【専門店】として独立して、「スシャリスト」とはいかなくても、外壁塗装に特化したおかげで、それまでとは桁違いの知識と経験を得ていると実感しています。
もしかしたら、私のそれまでの姿勢が悪かったからだけなのかも知れません…。
ただ、もしそうでないなら、「色々な経験をして、どんなことにも対応できる職人に外壁塗装を任せる」よりも「外壁塗装に特化して、毎日毎日外装の経験を積んでいる職人に任せる」
どちらが、より良い仕上がりになるか?は想像が付くというものです。
1年後に、平田君が入社しました。
なぜか「親子?」と聞かれる事もありました!?
ただ、なぜそれをしないのか?出来ないのか?と言うのにも簡単な理由があるのです。
【専門化】すると、下請けではなく、直請け店にならなければならないのです。
外壁塗装専門の下請け業者さんもいるにはいますが…大手ハウスメーカーのリフォーム部だったり、リフォームチェーン店の下請け部隊だったりで、賃金を抑えられて生活出来ない…という噂です。
ラッキーな事に(?)私は大学時代にCM制作実習などで、広告の勉強を少しだけやっていました。
その成果あってか、こうして自分の「想い」や、会社の「姿勢」を伝える方法や術を知っていたので、独立する時に【専門店化】する事ができました。
そして4人に…
それぞれの経験を持ちより、
ミックスさせる事で、
本来の力以上のものが
発揮できる気がします
まだまだ、知らなければならない知識や経験もたくさん残っていますが、大切な仲間と共に問題や課題を共有し相談し、解決し続けていく事が出来ます。
直接、お客様と相談したり、喜びを分かち合ったり、時にはお叱りを受ける場合もあります。
しかし、またそれを乗り越えて成長しなければなりません。
より綺麗な仕上がりを追及し、、もっと長持ちする工法を開発出来るはずなのです。
さらに、よりスピーディーに駄無く工事を完了させて、リーズナブルな価格で提供できるようにならなければなりません。
お客様の笑顔が見れるから、私たちもそれも出来るのです。
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