5日目 7月16日 渋谷区M様邸 外壁・屋根塗装【屋根下塗り、外壁下塗り、外壁補修】

渋谷区M様邸 外壁塗装の施工事例です。
7月16日は下記塗装工事を行いました。

・屋根下塗り・エスケー化研:マイルドシーラーEPO
・外壁下塗り(1回目)・エスケー化研:マイルドシーラーEPO
・外壁下塗り(2回目)・日本ペイント:パーフェクトフィラー
・外壁補修・外壁専科:大塚刷毛製造株式会社


コロニアル屋根の下塗り【エスケー化研:マイルドシーラーEPO】

屋根下塗り
屋根のマイルドシーラーEPO下塗り
屋根施工後
下塗り塗装後
M様邸は築15年なので、屋根の高圧洗浄後には表面の塗装が半分程度剥がれて下地が出てしまいました。塗装の膜が無くなって下地が出てしまったスレート材の上には下地を固める下塗りが必要です。

エスケー化研のマイルドシーラーEPOを塗ると、傷んだスレート下地をしっかり固める事が出来ます。特にこのマイルドシーラーEPOは、2液型の塗料で、一般的に使われている1液型の下塗り塗料よりも浸透力や固める性能が高いのです。

主剤と硬化剤という2種類の塗料を混ぜ合わせないといけないのですが、それが花まるリフォームのこだわりの1つです。

外壁の下塗り(1回目)【エスケー化研:マイルドシーラーEPO】

外壁下塗り
外壁のマイルドシーラーEPO下塗り
外壁補修
マイルドシーラーEPOを塗った後でヒビ割れの処理を行います(外壁専科:大塚刷毛)
M様邸の外壁には特別に、屋根と同じエスケー化研のマイルドシーラーEPO(2液型)を塗ります。M様邸の外壁は現在、石材調の吹き付け塗装が施されています。この石材調吹き付けのメリットは、本物の石粒を細かく砕いて吹き付けるので大理石などの高級な風合いが出せることです。

しかしデメリットもあり、今回のように15年も経ってしまうと、その石粒の接着力が無くなってしまうのです。接着力の無くなった石粒は、古い砂壁のように触るとパラパラ落ちてしまいます。そのように砂状になってしまった外壁の上には普通の下塗り材を塗っても剥がれてしまいます。

そこで通常の下塗り塗料を塗る前に、まずマイルドシーラーEPOを塗ると奥まで染み込んで、石粒ごとガッチリ固める必要があるのです。ただしマイルドシーラーEPOは油性系なので独特の臭いがしてしまいます。M様のご自宅も2日~3日臭いが残ってしまいますし、ご近隣へのケアも欠かせません。

そうして、下地を固めてからヒビ割れの処理も行います。この原理と手順を知らないと、後で塗装が剥がれる原因になってしまいます。

外壁の下塗り(2回目)【日本ペイント:パーフェクト】

外壁下塗り 外壁下塗り
マイルドシーラーEPOが乾いたら、一般的な3回塗りの手順になります。
M様邸は上塗りに日本ペイントのパーフェクトトップを塗りますので、下塗りは専用の下塗り材(パーフェクトフィラー)を塗ります。白い色になっている部分はパーフェクトフィラーが塗ってある部分です。

パーフェクトトップの場合、下地によって3種類の専用下塗り材があります。モルタル外壁の場合には、パーフェクトフィラーのような【微弾性フィラー】という種類の下塗り材を塗ります。

微弾性フィラーの特徴は、多少のヒビ割れも埋めながら下地との接着力を確保し、また上塗り塗装がムラなく綺麗に仕上がるようになっているところです。指で触ると少し粘り気があるので、接着力があるのが分かります。暫く指先で練っていると玉状になり「紙粘土が柔らかくなった感じ」で、ヒビ割れに入っていくのも分かります。

この部分までが「段取り8分・仕上げ2分」と言われるようにとても大切です。職人の間では、「後は上塗りを塗るだけ」となり、ほぼ仕事は終盤となります。

現場作業日報より

明日の作業予定

・外壁の中塗り
・外壁の上塗り
・屋根の中塗り
・その他

備考欄

室内にシーラーの匂いがくさいかと思います。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。

お客様へのご連絡

明日は日曜日ですが作業させていただきます。

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