10日目 9月16日 町田市A様邸 【板金工事】

町田市A様邸 外壁塗装の施工事例です。

9月16日は、以下の工事を行いました。


・板金工事(バルコニー防水層)

板金工事

本日もA様邸のバルコニー内の板金工事を行います。

昨日の作業で床面の板金板を繋いだ部分の仕上を行います。



建築工事も使われる素材の移り変わりにより担当職人が変わったり、新素材が出来て新しい職種が生まれたりしています。

この仕事は誰がやるのか分からなかったり、意外な職人が担当していることもあります。


特に板金屋さんの工事担当部分は外壁塗装と繋がりが強く、半分程度の工事で板金工事を行うか検討する場面が出てきます

板金工事の内容が主に雨や水を防ぐ工事だからです。


板金工事はその名の通り、鉄板の板を加工する仕事です

昔は内装の工事も多く、キッチン廻りにも良くステンレスの板が貼ってあったり、シンク自体も板金加工で手作りされいてそれらも板金屋さんの仕事でした。

ただ、その昔は雨樋も銅板やトタンで手作りしていて、素材が塩ビ製に材質が変わった後も雨樋工事は板金屋さんが担当しています。

内装部分の工事がステンレスから他の素材に移り変わていった頃から、板金屋さんの仕事内容も外装の仕事にシフトしていきます。


雨樋も外部ですが、以前から板金屋さんの仕事には【トタン屋根工事】がありました。

屋根は瓦屋さんが行っていましたので、瓦屋さんがトタンを張っても良いよううな気がしますが、【屋根工事の担当だから→瓦さん】ではなく【トタン(板金)工事だから→板金屋さん】が担当なのです。


その後トタンではなく現在主流のスレート(コロニアル)屋根が新素材として出始めましたが、担当は瓦屋さんではなく板金屋さんでした。

スレート屋根は凹んだ部分や凸った部分、角や隅・天辺の部材で板金工事が必ず必要になるので板金屋さんが担当するようになったのだと思います。


そのスレート屋根は今ではほとんどの戸建住宅で使われているので、板金屋さんの主な工事内容は、屋根工事と雨樋工事が主流になっています。


つまり、今回のような板金加工が必要な「板金職人本来の仕事」が出来る【板金屋さん】は比較的絶滅危惧種的存在になりつつあります。

外部工事では雨水を除ける必要があり腐食してきた部分の修理や、後から板金で塞がなければならない修理の工事が必ず必要になって来ます

家電製品や時計の修理の職人さんたちが不足しているという話も聞きますが、「マニュアルの無い住宅の修繕を工夫して出来る職人」が必ず必要になって来ます。


今回のバルコニーの床の修繕も、マニュアルの無い工事ですから板金屋さんの経験と知恵と技術で何とか上手く終えることが出来ました。


防水層
板金の取り付けが完了、仕上げを行っている所。
防水層
折り重なっている部分で雨水の侵入を防いでいます。
防水層の表面の様子。
シール打ち
隅はシーリングでしっかりと雨が入らないようにします。
水路
水路も綺麗に。

現場作業日報より

お客様へのご連絡

本日で防水層の工事も完工しました。ありがとうございました。

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