外壁・屋根塗装の専門店「花まるリフォーム株式会社」です。
本日は、無料小冊子を読んでくださった世田谷区のお客様から
外壁塗装のお見積り依頼をいただきました。
ありがとうございます<(_ _)>
☆先日、お見積り中のお客様より
「タスペーサー」の必要性についてご質問がございました。
多くの皆さまのご参考になるかと思いますので、
その時の社長の回答を紹介いたします。
お客様Q:
他社から見積りを受領しておりますが、屋根塗装についてタスペーサーW工法のご提案がありました。
御社では、タスペーサーを使用されなくても十分な縁切り施工が可能との理解でよろしいでしょうか?
社長A:
タスペーサーとは、スレート屋根の塗り替え時に塗料で板と板の隙間を埋めてしまわないように
入れるクサビ式の「便利グッズ」です。
タスペーサーが必要な場合の条件は以下の通りです。
①既存屋根に塗装がされていて、その上に塗装をすると隙間が埋まってしまう恐れがある場合。
②水性塗料を塗る場合(塗膜が厚く、初めての塗装でも隙間が埋まってしまう)
③下手な職人が塗る場合(油性塗料でも埋まってしまう)
タスペーサーを提案される業者さんが、タスペーサーが必要だと思われる要因は、
おおむね、屋根塗装で雨漏りをした経験から、というものです。
雨漏りの原因としては「塗料で屋根の通気層を塞いでしまったから」という要因はかなり濃厚です。
そこに目を付けたセイムという会社がタスペーサーを売り出ました。
塗装に関する知識が無いリフォーム業者さん達は、
そんな商品があれば雨漏りが無く(補償をせずに済むので)安心だと採用しています。
しかし、そもそもの原因を取り除けば屋根塗装をする時に、必ずタスペーサーを入れる必要はありません。
こちらは経験上の話で恐縮ですが、20年の経験で、
正直タスペーサーを使用したことが無く、
にもかかわらず、1回も雨漏りさせたことがありません。
なので、理由や原因はともかく、なぜ誰もが「タスペーサー」と言うのか意味が分かりません…。
ということで、おおむね③の下手な職人が塗る…から転じて、
下請け業者に安く叩いて工事をさせる業者さんは、各職人の塗り方までは指定や検査が出来ず、
雑に塗られてしまうので、そのまま塗るとスレート板の隙間が埋まってしまう
↓
雨漏りの危険がある
↓
とにかくタスペーサーを入れておけば安心できる
…という理屈なのだろうと(個人的に)推測しています。
また、同様に「縁切り」は、初めての屋根の塗り替えの場合には必要がありませんが、
2回目以降の屋根塗装の場合には必要です。
最後に、油性の塗料を「ごく普通に」塗れば、隙間を埋めようと思っても
なかなか埋まりませんので、
特別上手でなくても?
仕上がると隙間は空いて見えますので、ご安心下さい。
以上、よろしくお願いします。
花まるリフォーム 高橋良一
☆昨日の塗装勉強会にて・・・三重県の「いつき屋」さんの社長様と
久しぶりに会えて嬉しそうな社長なのでした(*^_^*)
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(・・・本日も忙しい社長に代わって、妻・高橋 敦子の代筆となりました。)
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