みなさん、こんにちは!
午前中に、倉庫の整理をしてへとへとになってしまった
花まるリフォーム 高橋良一です。
今日は現場が2つ。
林班と相良班が合流し、川口市のY様邸にうかがいました。
Y様邸は、サイディングの外壁です。
サイディングの外壁の場合、
サイディングとサイディングの継ぎ目に、
「コーキング」と言うゴム状のパッキンの役目をする物を
詰めなければいけません。
ところが、この「コーキング」10年程度で傷んでしまい、
場所によっては隙間が空いてパッキンの役目を果たしていなかったり…
本来あるべき厚みが無く、薄っぺらにしか付いていなかったりすると、
風化して無くなってしまっている場合もあります。
こちらはY様邸
ちょっと特殊なサイディングなので、
コーキングが薄くしか付いて
いませんでし た。
写真の場所は、特にコーキングが
残っていない部分です。
今回は、周りに盛るようにコーキングをする事で、
コーキングの厚みを確保すると林親方から連絡がありました。
こちらが、一般的なサイディングと、コーキングの亀裂です。
どんなものでもそうですが、「劣化」には太陽光線の紫外線が
お家のコーキングでも同じで、
北側やお隣と接近して日差しが当たらない
場所よりも、南側のベランダ周辺を
見てみると写真のような
亀裂が見つかります。
しかも、1階部分よりも2階部分の方が
傷みが激しいので、
普段はあまり目に付かない事が多いですね。
私達がお見積りに伺うと、
「こんなに亀裂が入っていたなんて知らなかったわ…」
とびっくりなさるお客様がたくさんいらっしゃいます。
ついでに、もう1つ事例をご紹介いたしますね。
杉並区S様邸での事例です。
遠目で見ると、
「ああ、コーキングが切れてるなぁ…」
といった程度の印象かも知れません。
でも、良く見てみると・・・
コーキングの両端が完全に切れているのが
分かります。
奥に銀色の部分と、青い部分が見えますが、
これはサイディングのパネルとパネルの
ジョイント下地の鉄板です。
この外壁は東側でお隣と接近していた事と、
この鉄板下地がかろうじて雨水を
止めていたようで、
外壁からの雨漏りはなかったようです。
車の鍵がスポッ!っと入って
しまう程の亀裂ですから、
雨水がかかれば結構な量が中に
入っていたかもしれません。
さらに、このコーキングが厄介なのは、
塗装費用のほかにプラスアルファーで費用が掛かる事です。
サイディングのお家1軒分のコーキング改修費用の平均は、
約25万円くらいになってしまいます。
サイディングの場合、
モルタルのお家なら掛からない
この費用が
別に必要になります。
「サイディングなら、ひび割れしないから安心」
と思ってサイディングにしたのに…
と思われている方には、本当に申し訳ないのですが…本当の事ですので仕方ないのです…。
でも、しっかり手当てをしておけば、サイディングは意匠性も高いですし、
個性的でオシャレなお家が保てますので、魅力的な外壁材ですよね。
コーキング改修の方法・事例などはまた別の機会にお伝えいたします。
ではでは!(^^ノシ