外壁塗装のケレンとは


ケレン作業

ケレンとは下地処理の一部

外壁塗装のケレンとは、塗装をする前の下地処理の一部で、不要な部分を削り取り綺麗に掃除をすることを指します。


どんな下地を塗装する際にもこのケレンの工程は必ず必要です。
しかし、塗り替え時に前回の塗装工事で明らかにケレンをせずに塗ってあるヒサシや屋根などは多数見かけ、こういう現場では他にも手抜きがあったのだろう・・・と想像してしまいます。


ケレンの語源

「ケレン」という言葉は建築用語と言うよりは、塗装職人の符丁(ふちょう)が少し一般名称的になってしまった言葉です。

ケレンの語源は、英語の【clean】が濁ったものだと言われています

つまり・・・クリーン→ケリーン→ケレーン→ケレンという事ですね。

英語の意味的にも【clean】は下記の意味なので、塗るまでの準備としての意味で合っています。
  • 〔不要なものを〕取り除く、削除する、駆除する
  • ~を掃除する、~を清潔にする、~をきれいにする、~を洗濯する、~を消毒する
  • 〔泥などで〕汚れていない、汚くない、〔汚れがなくて〕きれいな
  • 混じりけがない、他の物質が入っていない
(出展:cleanの意味・用例|英辞郎 on the WEB:アルク

ケレンとケレン味

日本語で「ケレン」と言えば「ケレン味の無い」の【ケレン】があります。確かにケレンという言葉には「正当でない」「邪道な」といった意味があり、転じて「突っ張っている」「ささくれ立っている」といった印象があるかもしれません。そんな共通の語感イメージがあり、「ケレン」が根付いてしまったような気がします。

純日本語でケレンに相当する言葉で、「塗り前」(ぬりまえ)という符丁を聞いたことがあります。ペンキ職人では無く、似た仕事の漆塗りの業界においてこの作業をどのように呼ぶかは分からないですが、検索しても見つからないのでメジャーな言葉では無いのかもしれません。


ケレンの重要性

外壁塗装に限らない事ですが、塗装全般でケレンが大切な理由は、下地との密着仕上がりの美しさに関わってくるからです。
そこで、ケレンの工程でしておくべき作業は以下の3つに分けられます。

  • 削る・切り取る、といった「取り除く作業」
  • 「目荒し」といって適切な範囲でわざと表面を凸凹に荒らす作業
  • 掃く・吸い取る・吹き飛ばす・拭き取る、といった「掃除の作業

塗る面の下地がブツブツしていたら取り除き、剥がれないように凹凸を付け、塗れるように掃除をしておく。これがケレンの仕事です。
いくら塗装の匠が刷毛を持っていても、ケレンが出来なければ綺麗に仕上がらず、ハガレてしまうので、塗る技術より適切なケレンが出来る技術の方が重要なのです。

ケレンで使う道具・工具


「取り除く」「目荒し」の作業に使うケレンの道具・工具

ケレンの道具の中で取り除く作業と目荒し作業に使う道具には、研磨系の手作業用の道具と、電気を使う電動工具、そしてこそぐ・すく・切る等の道具の種類があります。

こそぐ・すく・切るなど、取り除く系のケレンの道具

  • 皮スキ
  • カッター
  • スクレーパー皮スキでケレン

研磨系の手作業用の道具

  • サンドペーパー(紙やすり・水ペーパーとも呼びます)
  • 布やすり
  • マジックロン
  • スコッチブライト等のナイロンたわし系
  • ワイヤーブラシマジックッロンでケレン

研磨系の電動工具

  • 電動グラインダー(サンダー)
  • オービタルサンダー電動グラインダーでケレン

清掃作業用のケレンの道具 

ケレンにおける掃除の意味は、塗る面の掃除になります。したがって、塗る面から落ちたゴミなどを掃除することはケレン作業の中には入らないイメージで、床等などの清掃は掃除の作業になる気がします。

塗る面をキレイにするための道具

  • ラスター(ラスター刷毛)
  • ウエス
  • ブロア
  • 掃除機ブロア


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