40坪の外壁塗装の【塗料別費用の相場】

【40坪のお家の概要】
「40坪」とは、1階と2階の床面積の合計（延べ床面積）で40坪=132㎡になります。
（１坪は畳2枚分の3.3㎡）

【40坪の外壁全体の面積】
※家の外周×高さ6m＝外壁全体の面積
7m×9.4m→(7+9.4)×2×6=196.8㎡
7.5m×8.8m→=(7+8.8)×2×6=195.6㎡
8m×8.25m→=(8+8.25)×2×6=195㎡
このように、正方形に近い程外壁全体の面積は少なくなります。

【40坪の外壁塗装の面積の計算方法】

外壁全体の面積から窓等の非塗装部分を引き、バルコニー等の追加塗装部分を足すと【外壁塗装の面積】になります。

【外壁全体の面積】－【非塗装部分】＋【追加塗装部分】＝【外壁塗装面積】

※40坪の家の場合・・・
【外壁全体の面積】の平均：196㎡程度
【窓などの非塗装面積】の平均：25％=49㎡程度
【バルコニーなどの追加塗装部分】の平均：15%=29㎡程度

※バルコニーがアルミ製の場合（追加塗装部分が無い）

【外壁面積196㎡】－【49㎡】＝【外壁塗装面積：147㎡】

※バルコニーが外壁と同じ素材の場合（追加塗装部分が有る）

【外壁面積196㎡】－【49㎡】＋【29㎡】＝【外壁塗装面積：176㎡】

４０坪程度の外壁塗装で、ポイントになるのは・・・
【訪問販売に引っかからず、必ず相見積もりを取ること】
という点になります。

あまりにも常識的なポイントですが、４０坪程度の大きさのお家は単世帯のお家としては大きく、訪問販売の業者に狙われやすいので、注意が必要です。

特にご主人が海外赴任などで不在の女性だけの世帯が多くなっている昨今では、外壁の僅かな劣化や汚れを指して、「こんなにひどい状態です！このままにしておけば柱まで腐ってしまいますよ！」といった脅迫まがいのニセ診断をします。

また、「近所で工事をしているが、お宅の屋根がおかしいのが見えたので点検だけでもそうですか？」というのも定番の営業法です。
無料か5千円～1万円で点検修理をしますと言って屋根に登らせたら最後、小さな事でも大問題のように脅され、屋根全体の工事を必ず勧めます。

一般的に言われている「相見積もりは３社から取る」という事には、このようなインチキ営業マンの匠な営業に引っかからないような手段としても有効に働きます。もしも訪問営業の話に引き込まれそうになって契約を急がされても、気を落ち着かせ相見積もりを取るようにしましょう。

【ココがポイント！】

・　訪問販売の業者が来たら、①ドアを開けない・②話を聞かない・③間違っても屋根には登らせない！

・　不安を煽る事を言われても、見積もりは絶対に頼まないこと！

・　「今晩中に契約してくれれば〇〇万円値引き出来る」という言葉にグラっ！と来ないこと・・・。

水性セラミシリコンの【メリット・デメリット】

【メリット】

１０年ごとに定期的に塗り替えを予定している方にオススメ！

価格と性能のバランスも良く、人気の塗料です。
まめに塗り替えが出来れば不具合の早期発見が出来ます。

【デメリット】

アパートやマンション・店舗など、頻繁に足場を建てることがしにくい建物には不向きかもしれません。

耐久年数は一般的です。
こまめに塗装をしなければならないため、トータルコストが高くなってしまいます。

20坪・木造モルタル
￥598,000円

25坪・木造モルタル
￥684,000円

30坪・木造モルタル
￥766,000円

35坪・木造モルタル
￥845,000円

クリーンマイルドウレタンの【メリット・デメリット】

【メリット】

塗った後の塗膜がセラミック層と樹脂層に分かれて被膜を作るハイブリッド塗料です。
これにより静電気を防いで汚れを付きにくくし、さらに付いた汚れも雨で洗い流す効果を発揮します。
塗装工事中は少々においますが、手触り・発色・艶で判断すると、花まるリフォームでは油性塗料もお勧めです。

【デメリット】

手触り・発色・艶は良いですが、塗装期間中だけ「油性塗料特有のニオイ」がします。
工事が終わる頃にはニオイはしなくなっていますが、ニオイの気になり度合いは人それぞれですので注意が必要です。
また、同じクリーンマイルドシリーズのシリコン塗料に比べると耐久性が低いですが、油性塗料にするなら経済的なチョイスです。

パーフェクトトップの【メリット・デメリット】

【メリット】

最新技術により、紫外線による劣化を抑えたコストパフォーマンスの良い塗料です。
下塗り材を含め、屋根材までパーフェクトシリーズで揃えることが出来ます。
やっぱり日本ペイントの塗料が安心、という方にもオススメ！

【デメリット】

最新の塗料なので、実績的にはやや不足気味です。
ヒビ割れが多いモルタル外壁に塗りたい場合には、弾性型のラインナップが無く対応出来ません。

20坪・木造モルタル
￥642,000円

25坪・木造モルタル
￥742,000円

30坪・木造モルタル
￥840,000円

35坪・木造モルタル
￥936,000円

クリーンマイルドシリコンの【メリット・デメリット】

【メリット】

水性より油性で塗りたい！そして、寿命の長い塗料で塗りたい！という方には断然オススメ！！

塗った後の塗膜がセラミック層と樹脂層に分かれて被膜を作るハイブリッド塗料です。
これにより静電気を防いで汚れにくくなり、付いてしまった汚れも雨で洗い流す効果を発揮します。
油性は粒子が細かいので、硬く頑丈な塗膜を作つため、艶感・発色・手触りなどではまだまだ水性に負けない性能があります。

【デメリット】

油性なので塗装作業中に「ペンキのニオイ」がします。
塗装期間中の「ニオイ」がお隣りに影響を与えてしまう恐れがある環境だと、残念ながら油性塗料は塗らない方が良いかもしれません。
木造の建物の場合には、14年のライフサイクルはやや長めです。
10年を過ぎたら外壁の表面だけで無く、ヒビ割れ等の劣化のチェックをしながら塗り替えのタイミングを検討しましょう。

20坪・木造モルタル
￥688,000円

25坪・木造モルタル
￥803,000円

30坪・木造モルタル
￥917,000円

35坪・木造モルタル
￥1,030,000円

水性セラタイトＳｉの【メリット・デメリット】

【メリット】

近隣環境により、頻繁に足場を建てることが難しい建物にはオススメです！

水性塗料で最高の低汚染性能を実現したと塗料です。
塗った後の塗膜がセラミック層と樹脂層に分かれて被膜を作るハイブリッド塗料なので、静電気を防いで汚れにくくなり、付いてしまった汚れも雨で洗い流す効果を発揮します。

【デメリット】

木造の建物の場合には、14年のライフサイクルはやや長めです。

10年を過ぎたら外壁の表面だけで無く、ヒビ割れ等の劣化のチェックをしながら塗り替えのタイミングを検討しましょう。

20坪・木造モルタル
￥756,000円

25坪・木造モルタル
￥878,000円

30坪・木造モルタル
￥997,000円

35坪・木造モルタル
￥1,115,000円

アートフレッシュの【メリット・デメリット】

【メリット】

「ピカピカの外壁はイヤ！」という方に最適！
ジョリパット系の珪藻土風仕上げの外壁や、リシン吹き付けの外壁の塗り替えのために開発した専用塗料です。

塗料の中に微細な石粒が入っているので、「艶消しにも出来る艶有り塗料」や「どんな外壁でも塗れる艶消し塗料」とは違い、今までの外壁の風合いが損なわれることが無く、まるでタイムスリップしたように新築のように綺麗にする事が出来ます！

【デメリット】

塗料に石粒が入っているので、ジョリパット系の珪藻土風仕上げの外壁や、リシン吹き付けの外壁以外に塗りに塗るのは不向きです。

耐候年数や外壁の汚れ方は、塗り替える前と基本的には変わりません。
ヒビ割れが多く、雨漏りの心配がある場合には、弾性の仕様が無いためアートフレッシュでは対応が
出来ません。

20坪・木造モルタル
￥964,000円

25坪・木造モルタル
￥812,000円

30坪・木造モルタル
￥929,000円

35坪・木造モルタル
￥1,046,000円

以上が、３０坪程度の外壁塗装の費用の相場や価格の目安です。

広告やチラシ、ホームページの中には工事金額が極端に安く書いてある場合もあります。
冷静に考えると「ちょっとおかしいな？」と思っても、「もしかしたらお得かも！？」という心理も働いてしまいますね。

そこで注意して欲しいポイントは、想定している面積や大きさです。

極端にお得そうな価格設定の場合、有り得ない程少ない塗装面積になっている場合が有りますので、注意が必要です・・・。