Y様邸 (2014年12月4日完工) |
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Y様邸は先月花まるリフォームで塗り替えたばかりのK様邸のお向かい。K様邸での仕事ぶりをご覧になられて「安心して任せられる」とおっしゃっていただき、弊社に外装工事のご依頼をいただきました。 K様邸と同時期に建てられたY様邸。一番のお悩みは小屋裏部屋の雨漏り。数年前から激しい雨が降るたびに小屋裏部屋に大量の雨水が入ってくるようです。 場所的に屋根に原因があるのは間違いないのですが、屋根のどの部分(棟・スレート・ケラバなど)から漏れているのかは不明。しっかり原因究明すればピンポイントの改修で済むかもしれませんが、なにぶん築30年の建物。K様邸の屋根下地の痛み具合を目の当たりにした直後でしたので、部分改修よりも屋根全体の改修を提案しました。既存の屋根の上に新しく下地を貼ってスレートを葺く重ね貼り工法です。 屋根改修の工法は大きく分けて3種類あります。 1.既存のスレートを剥がして下地の状態を確認後、必要があれば下地交換・補強を行い新しくスレートを葺く【葺き替え】 2.既存のスレートはそのままで、金属瓦などを被せる【カバー工法】 3.既存のスレートの上にもう一段、下地とスレートを重ねる【重ね葺き】 予算と工期に余裕があれば1が一番良いのですが、既存のスレートを剥がして処分する手間と費用が最大のネック。特に古いスレートはアスベストを含有していることがほとんどですので、産業廃棄物処理費用だけで驚くほどの高額になってしまいます。 2は一番お手軽ですが、屋根下地に問題がある場合は適用できない工法です。カバー工法用の瓦が軽量タイプといえども、現状よりも重量が増す分、当然屋根に負荷がかかりますのでお勧めできません。 3は2のカバー工法の派生ですが、屋根下地(野地板)を重ね貼りするので重量は増しますが下地は強くなります。野地板を貼った上にルーフィング(防水シート)を貼り、スレートで仕上げますので雨漏り対策は万全。しかも屋根の厚みが倍になるので断熱性も期待できます。 今回はとにかく雨漏りのお悩みから開放されたいという願いと、少しでも費用を抑えたいという2つのご要望を受け、2の重ね葺きを採用しました。 その他、軒天のベニヤ板交換や破風板を板金でカバー、鼻隠し部分の補強など外壁塗装以外の工事が数多く発生する本格的なリフォーム工事となりました。 最後に防犯用のセンサーライトも設置して、いつもの「外壁塗装専門」の花まるリフォームとは違った顔をお届けする工事となりました。
<作業詳細>
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