モルタル外壁のヒビ割れ対策【弾性マスチック塗装】の工程を解説①

6日目12月19日 世田谷区U様邸【外壁下塗り、パターン付け、雨どい交換、雪止め取付け】

(雨漏り工事補修部分) 

1. 外壁下塗り 水性ミラクシーラーエコ/ソフトサーフSG

U様邸の雨漏り改修工事では、モルタル補修部分の下塗り塗装を行いました。
この新規モルタルの上にヒビ割れ対策用の弾性マスチック塗装を行います。

モルタル部分シーラー上塗り

①まず最初に塗るのはシーラーです。
サーフェーサーの役割は、モルタル外壁(下地)とその上に塗る塗料の密着力の確保です。

シーラー上塗り

シーラー塗装後
塗れた色で今は乳白色ですが、乾くとほとんど透明になります。

水性ミラクシーラーエコ

花まるリフォームでは上塗りに合わせたシーラーを使います。
今回は上塗りがエスケー化研の水性セラミシリコン(弾性)なので、モルタルに塗るシーラーは同じメーカーの水性ミラクシーラーエコを使います。


2. 外壁下塗り ソフトサーフSG

ソフトサーフSG

③次に塗るのはサーフェーサーです。
サーフェーサーの役割は主に、下地の微細なひび割れや巣穴などを塞ぎ、上塗り塗料が下地に浸透していかないように膜を張る事です。
(現在使われているサーフェーサーは多機能型なので、シーラー・微弾性などの機能を合わせ持っています)

外壁下塗り後

サーフェーサー塗装後
白いフラットな塗装下地の完成です。

水性ソフトサーフSG

花まるリフォームでは、サーフェーサーも上塗りにのメーカーに合わせます。
エスケー化研のサーフェーサーは各種ありますが、今回は一番ポピュラーな水性ソフトサーフSGを塗ります。


3. 弾性マスチック塗装 レナフレンド(ローラー用)

外壁パターン付け

③次に塗るのは弾性主材の1回目です。
弾性主材の役割は、ゴム系の弾性層を作り下地の微細なひび割れに追従して表面上のヒビ割れを軽減する事です。

左が塗装前、右が塗装後
パターン付けはマスチックローラーで行います。

外壁パターン付け

塗装後(拡大)
左官工事後の外壁に凸模様のパターンが付きました。

レナフレンド(ローラー用)

エスケー化研の弾性主材はレナフレンドとレナエクセレントがあります。
今回はレナフレンドを使いました。


4. 雨どい工事

雨どい取付け

U様邸では雪害対策工事として雨どいの交換を火災保険を使って行いました。
※雨樋が雪で歪む・曲がってしまった場合は雪害に当たります。火災保険を掛けていれば保険が下ります。詳しくはこちら→

雨どい施工後

雨どい交換後


5. 雪止め強化工事

雪止め追加

せっかく新しくした雨樋が、また雪害で壊れないように防御策として雪止めを強化しました。

雪止め工事

90㎝おきに付いている雪止めの上にアルミのL型のアングルを取り付けます。
雪がドーン!と、勢い良く滑るのを抑制します。


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