アンテナ工事は足場がある時に!撤去や交換工事のチャンス!!
- 投稿日:2016年 3月31日
- テーマ:その他 / 工事のポイント・注意点
アンテナとは
外壁塗装工事に関わる「アンテナ」は、主に屋根の上に取り付けてあるテレビ用の地デジアンテナ(UHFアンテナ)及び、外壁の各所に取り付けられている衛星放送受信用のアンテナ(BS/CS用アンテナ)のことを指します。
地デジアンテナ(UFHアンテナ) | BSアンテナ |
外壁塗装工事を行う際には足場を組み屋根に上がることができるので、アンテナの不具合についてのチェックも出来るのが「気の利いた業者」だと言えます。
今はもう不要になった昔のテレビ用のアンテナ(VHFアンテナ) |
また、地デジ化に伴い不要になった古いVHFアンテナ(大きいアンテナ)は、劣化により風で倒れたり落下する恐れがある為、撤去が必要です。
衛星放送用アンテナ(BS/CS用アンテナ)は、劣化による交換工事の他、設置された下地の強度が不安定場合等で移設工事を行うことも多い。
費用は交換工事でなければそれほど費用がかからないことが多く、不要箇所の撤去のみであれば処分費のみ、補修であれば無償でメンテナンスをする業者もあります。
またアンテナは工事の際、職人が触れてしまいやすく、衛星放送用アンテナにおいては角度が変わっただけで視聴できなくなるため、足場が立っている際には室内で正常に電波が受信できているか確認を行うことが望ましいです。
アンテナ交換をしなければいけない時・状態
- アンテナ本体や支柱部分、屋根馬が劣化した場合(激しいサビ・破損など)
- アンテナ移設の際、従来のものでは新規設置箇所への再設置が難しい場合
- 放送が正しく視聴ができない場合、等
アンテナを補修(交換)しなければいけない時・状態
- UHFアンテナを支えている番線の劣化
- ブースター、分配器の故障
- UHFアンテナに地上アナログ用アンテナが備え付けてある場合(撤去)
- 衛星放送用アンテナを移設する場合
アンテナの画像集
UHFアンテナ施工例① BSアンテナと一体化しているタイプです。 |
UHFアンテナ施工前 UHFアンテナが倒れている状態。 屋根と固定している番線のたるみ、支柱や屋根馬の劣化が原因です。 |
UHFアンテナ施工例② |
UHFアンテナ施工例③ 屋根馬は棟板にまたいでいる場合が多いですが、片側の屋根板に置く場合は足の長さが異なります。またこのように滑り止めを敷くことで、より安定します。 |
衛星放送用アンテナ施工前 |
衛星放送用アンテナ施工後 再設置の折、画像では分かりにくいのですが、バルコニーの外壁と内壁と挟み込むようにしてアンテナを固定しました。その後受信感度をおうちの中から確認しながらアンテナの角度をつけました。 |
アンテナのブースターの電圧を調査中。 |
アンテナ分配器の配線を調査中。 |