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【2017年3月の特集記事】ご自宅の色を変えて素敵にイメチェンするには
外壁を新しい色に塗り替えると... |
皆様いかがお過ごしでしょうか。
まだ寒い日もありますが、東京都内では連日晴れ花粉も飛び始め、空気の乾燥した日が続いていますね。
雨の少ない時期は工事がスムーズに進みます!お天気の上で春は、絶好の塗り替え日和と言えるでしょう(*^○^*)
今回は塗り替えを行う際、折角だし違う色に塗り替えてみようという場合のポイントについてご説明します。
ご自宅をイメチェンする"色選びのススメ" |
☆花まるリフォームは、お客様ご自身が選定された色をなるべく 正確に再現するため、お客様とのヒアリングを大切にしています。 お家がお客様の理想に近い姿へ生まれ変わる為には、 様々なポイントを確認しておくことが大変重要です!!
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色選びで確認すべきこと...
塗り替えを行う際、よくお客様が言われるのが「折角だし違う色に塗り替えしたい!」というご希望です。
ご自宅を塗り替えることで心機一転!!そんな春を迎えたいお客様もいらっしゃるかと思います。
しかしそうは言ってもこれから10年先、本当にこの色でいいんだろうか...
色選びで失敗したらどうしよう、という不安もあるかと思います。
勿論、花まるリフォームでは色選びについてお客様との綿密なお打合せをしておりますが、
最終的にお色を決定されるのはお客様ご自身の判断になります。
今回の特集記事は、そんな色選びにこだわりたいお客様に、是非参考にしていただきたいと思います。
第一章:今のおうちの状況を確認しておく
外壁塗装を行う前に、塗り替えのポイントやお家の特徴を把握することで、
「ここにこの色を配したら...」ということを、ある程度は予想することができます。
普段当たり前のように目にしているからこそ、色にこだわる場合は、改めてチェックすることが必要です。
では、どのような状況・場所がポイントになるのでしょうか。
花まるリフォームが実際に施工したお家を参考にしながら、一つ一つ見ていきましょう。
おうちの立地条件を確認する...
外壁の見え方というのは、立地する条件に左右されている部分があります。
色をいくら変えたところで、決してその色の見え方になるとは限りません。
では、どのような場所が考慮する必要がある部分なのでしょうか?
A.外壁の日当たりの良い面・悪い面の配分をチェックする
外壁は日差しの有無で色の雰囲気が大きく変化します。
例えば、東西南北でお隣と面しているのが4面中3面で日当たりが悪い、
逆に敷地の周囲が開けており全景4面がよく見え日当たりもいい、等々様々です。
☆立川市O様の所有される賃貸物件。四方を住宅に囲まれ、日差しがあまり差し込まない立地です。 常に日陰になっている部分が多いので、色を選ぶ際は、イメージよりも多少明るめの色を発注した方が良いかと思われます。 このお家ではそういった事情もあり、明るめのグリーンを選択。一目で分かる明るい色で、かつ緑の色の持つ爽やかな印象を放っています。 |
☆日野市H様邸は、東南北3方向が開けていて正面から見ることのできる日当たりのよい立地。 晴れた日は日の出から日没まで、おうちの見え方は常に変わるでしょう。 暗い色は、影との差がやや少ない印象を受けます。 |
B.周囲の景観を考慮しているか
おうちの敷地を取り囲む木々や、お隣や近隣住宅と比較すると、浮いていしまう場合もあります。
なんとなく色見本だけ見て卓上で決めてしまうのではなく、実際に外に出て外観をじっくり見たり
周辺の色調や木々を確認することが重要です。
☆敷地内の景観を改めて観察しましょう。 この色に変えたいけど...実際に塗り替えたら... |
☆工事前お渡ししている塗り板も参考にすることができます。 |
【余談】漫画家・構図かずおさんのご自宅が近隣住民の方から「景観を損ねる」との理由から
裁判に発展した事は記憶に新しいです(構図さん側が勝訴)。
過剰に他人の目を気にされての塗り替えを考える必要はありませんが、
塗り替えた後のお家がどのように使用されるか(ご自分をはじめご家族皆さまがこれから10年住む等)
十分に考慮したうえで、色選びをしたいものです。
外壁の素材と築年数
外壁の素材はリシン、サイディング、ALC、モノプラル等様々です。
平らな外壁もあれば、凹凸の激しい外壁もあるでしょう。
外壁の凹凸はそれ自体に影ができる為、時に見本や塗り板で確認した以上に暗く見える場合があります。
現在の色を確認する
外壁色は暗い色ほど、経年劣化で退色した際に見える劣化(チョーキング現象)が激しいと言われています。
外壁が退色するのは主に紫外線の影響で色素が分解される事が原因なので、
日当たりのいい面に濃い色を使用すると、退色した場合はっきりと目立ってしまう場合があります(外壁の塗膜が劣化するのは10年前後ですが)。
☆チョーキング現象が起きた外壁。 |
非塗装面を確認する
非塗装面とは、塗り替えを行わない外壁のパーツの事です。外壁の一部のレンガ面やアルミでできている手すり、玄関扉等が該当する場合があります。
洗浄を行うだけの部分の為、こういった部分を失念して色選びをされた場合、塗り替えた後に違和感を感じてしまうかもしれません。
☆玄関扉、タイル・レンガ壁は塗装に適しません(玄関は木部の場合はニス塗りが可能) |
☆手すり・笠木はアルミ製の場合塗装しない方がいい場合もあります。塗膜が劣化した場合、布団を干したり寄り掛かったりした際色が付いてしまう為です。 塗装しなくなった場合、外壁の色選びの選択肢にも影響を与えることになるでしょう。 ※アルミ製でもサビが目立っている場合は塗装を検討する場合もあります。 |
以上、ポイントをいくつかご説明しました。
これらは、必ずしも全てを考慮しなければならない訳ではありません。
ただし気になる部分があれば念頭に置いておく必要があるでしょう。不満になりそうな要素を洗い出しておきましょう。
第二章:塗り替えを行う際のテーマをはっきりさせる
~この塗り替えでは、何が一番大事なの?~
これも色選びを行う前に確認すべき事柄なのですが、何を改善したくて色を変えるのか、ということの理由については
単に"今の色が気に入らない"というだけではなく、それぞれのご家庭ごとに様々な事情があると思われます。
いわば "塗り替えのテーマ" と言えます。
それは恐らく大きく分けて二つあり、この二つを完璧に両立することが難しいのが現状です。
① チャレンジ系
「折角塗り替えるならやってみたい」という、お施主様の趣向が反映されるというオーソドックスな考え方。「今の色が気に入らないので変えたい」というような方もここに含まれます。
② 改善系
「今の色のせいで外壁が汚れる。だから変える」という、機能重視の色選びの考え方。
屋外に駐車されているマイカー等にも言えますが、確かに明るい色ほど汚れやすく、
特に風に舞った土や雨が降った際の泥の跡や、交通量の多い立地での汚れは、
目立ってしまいがちな上、避けることはどうしても難しいでしょう。
これらが何より気になる方は色の変更にもその意思が反映されるといえるでしょう。
(色に限らず塗装する塗料の選び方にも言えることですが...)
こうした場合、極端に"趣向の部分"の選択肢が狭まる訳ではありませんが、あくまで改善する為の色選び、ということになります。
☆交通量が多い道路に面したおうちは外壁も汚れやすい傾向にあります。そこがどうしても気になる故、今よりも暗めの色を選択されることも機能的な色の選び方です。 |
☆機能的な色選びは、屋根の色を選ぶ際にも関連します。遮熱塗料と言っても、どんな色でも効果が出るわけではありません。もっとも遮熱値や体感度が高いのがグレーやセピアブラウンといった色になります。 |
外壁の色選びとは、あくまで外壁の塗膜を更新してお家を長持ちさせる塗り替え(メンテナンス)が前提にある、その副産物という位置付けと思っていただいた方が良いでしょう。
どちらを念頭に置いたとしても全く問題ありませんし、色を選ぶお施主様がご納得されることが重要だということです。
またよく分からないし判断が難しい、決められない、という場合でも、花まるリフォームではおうちの状況を確認しこちらからご提案を行わせていただいています。
ここまでが、色選びをする前に考慮しておくべき事案になります。
ちょっと多くなってしまいましたが、色選びで満足する為にはどれも必要なポイントだと考えます。
第三章:施工後の塗料の性質を知る
その他工程の仕方や使用する塗料について知っておくと、イメージがし易くなります。
ツヤ有り・ツヤ消し(なし)の塗料がある
日差しの反射量が異なります。ただし、ツヤのある塗料の方が、グレードのバリエーションが多いです。
見本をあまり過信しない
まるリフォームでは工事前色選びを行う際、塗料パンフレットのサンプルの見本色のほか、外壁の風合いが再現された塗り板をお送りし、事前に施工前の外壁と照らし合わせることができます。
↑ こちらがSK化研の塗り板です。外壁と照らし合わせることである程度の予想が可能となります。
ご契約内容の塗料が実際に塗られており、模様もお客様の外壁の風合いを見て弊社が似たようなタイプのものを発注させていただいています。
そして色はお客様から何種類かオーダーしていただくことができます。複数を比較することで、参考にすることができます。
※塗り板に費用はかかりません。
ただ、塗り板や色見本帳で視認できる色合いは、実際外壁全体に塗装すると、予想していた雰囲気と異なる場合があります。
それは上記でもご説明した通り、日差しの影響等があることに加え、この30㎝四方の塗り板と比べ数十mの外壁とでは面積が全く違うため、実際に広い面で塗ったら見え方・印象が全く異なるように見えてしまう場合もあります。
そのため塗り板は目安にこそなりますが、イメージを必ずしも完璧に保証するものではありませんので、ご了承ください。
☆塗り板を使って色を決める際のポイント・失敗しないためのコツ!!
必ず外に出て外壁に当てて見てみることが重要です。また、近くで見るだけでなく、壁に立てかけた状態ですこし距離を置いて確認してみましょう。
☆塗り板についてご契約時に説明する代表・高橋。 |
☆練馬区S様邸で塗り板や色見本を使って色選びを行っている様子。 ただ眺めるのではなく、晴れの日に実際に外壁に当てて見てみることが重要です。日なた・日陰の面両方で確認してみましょう(^_^)v |
色の配置は可能な限りお好みで指定できる
塗り替えをする際は元々の配色にかかわらず、上下ツートンカラーなど既存とは違う配色を選ぶことができます。
例:全面ブラウン系の外壁⇒1階・2階を上下ベージュとブランで色分けし、ツートンカラーに...
ただし、広範囲を色分けする場合境界に目印になる物がないとフリーハンドで塗装するには技術的に限界がある為、不可能な場合もあります。
色分けの境界に帯板やサイディングの目地がある等、色分けに適した外壁の条件が揃っていれば可能ですので、ご検討下さい。
☆帯の入っている外壁はツートンにしやすいです。 |
☆雨樋や出窓の屋根など、部分的に色を指定できます。 |
おわりに:難しく考える必要はありません!
いかがでしょうか。 正直、「ここまで考えてやる必要があるのかな...」と思ってしまった方もいらっしゃるかもしれません...(^^;) ですが、上記の全てを必ずしも考慮する必要はありません。様々なお家、様々なご家庭の事情すべてにご満足いただくため、考えられる限りのポイントをお話しましたが、この記事をご覧になって必要な部分を参考にしていただけたらと思います。 花まるリフォームでは最終的に施工後お客様がご満足いただけるよう、このようにお客様の色選びに関して丁寧かつ分かりやすい説明をもってご相談をお受けしております。 契約時のご都合にもよりますが、基本的には工事開始の2週間ほど前に塗り板をお渡しし、その上で工事までにお色を決めていただいております。 |
カラーコーディネーター 代表・高橋 |
現場スタッフにお声掛けください!
花まるリフォームの職人も、一人一人経験に基づいた知識がありますので工事中に必要な場合はお打合せを行うことがあります。
雨どい、鉄部など細部は工事中に色を決めることもありますので、塗装中の外壁の色を見ながらご判断頂くこともあるかと思います。
他にも分からないことがありましたらお気軽にお声掛けください!
塗装前にしっかり下見をしてお家の状況を把握しお客様の目線に立ちながら塗装に挑む東親方。 |
お客様ご希望の細部の色を作る為、材料屋さんと打ち合わせをする戸田親方。 |
ご契約後にお色選びに関して分からないこと等ございましたら、いつでもご相談ください!
全力でサポートいたします♪
※お客様が最終的に決定された色で塗り替え後、思ったものと違うと感じられた際でも
再塗装は有料となります。細部に関しても同じく有料になります。
この点をご理解の上、ご決定くださいますようお願いいたします。
お見積りは以下の無料のフリーダイヤル
もしくは以下の無料見積りフォームより随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい!