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アフター点検事例 小金井市Y様邸(2016年2月29日 完工)
瓦屋根もメンテナンスをお忘れずに
アフター点検をきっかけに小工事
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前回の外装工事内容 |
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施 工 :平成26年3月11日完工 屋根塗装 :SK化研 クールタイトSi(RC-121) 外壁塗装 :SK化研 アートフレッシュ(SR-133) 雨樋 鉄部:日本ペイント ファインウレタン(N-15) |
点検内容
5年ほど前に外壁塗装を行ったY様邸。
バルコニーの外壁に黒いシミが現れたので一度点検して欲しい、ということで早速アフター点検を実施しました。
すると、バルコニーの外壁にパックリと開いた亀裂を発見。
ここから入り込んだ雨水がシミの原因のようです。
また、このバルコニーの開口部の笠木と外壁の取合い部分にも隙間が生じており、笠木板金も中央が凹んで常に水が溜まっていしまう状況となっていました。
Y様に確認すると室内への雨漏りは無い様子です。
しかし確実に外壁内へは漏水しているので、その場で亀裂部や笠木取合い部分にシールを打って対処しました。
このまま放置しておくと外壁内が雨漏りによって腐朽しますので、早めに発見できて本当に良かったです。
その後は各部を点検。
Y様邸の屋根は瓦屋根ですので、前回の塗装工事ではまったく触れていなかったのですが、念の為に屋根に上がりチェックしてみると・・・棟瓦の漆喰がボロボロになっていました。剥がれた漆喰が屋根のあちこちに落ちている状況で、これも早めに対処しないと瓦が崩れてしまう恐れがあります。
南面の横樋も雪の影響でしょうか、大きく外側に開いており、また中央部が下がっていますので随分前に降った雨水がまだ溜まっているようです。
また、1階の出窓の底板が腐朽によりベリベリに剥がれていました。
こちらは大工さんを呼ばないと対処できません。
点検後の報告
点検後にY様に撮影画像をお見せして現状を報告しました。
外壁のシール補修はその場で対処出来ましたが、出窓の補修工事は大工さんの工事になります。
また、屋根の漆喰補修と横樋の調整は屋根屋さんを呼ばないと対処できないことを説明しました。
するとY様より「だったら台所出窓の室内側天板がかなり傷んでいるので、大工さんを呼ぶのなら一緒に工事をお願いしたい」とのこと。
至急お見積りを作成し、後日工事をすることになりました。
出窓補修は半日、屋根の漆喰補修と雨樋調整も無事1日で終えることが出来ました。
Y様邸は築30年で屋根のメンテナンスは今回が初めてだったとのこと。
塗装の必要のない瓦屋根ですが、やはり30年を過ぎると点検が必要ですね。
グッドタイミングでのアフター点検でY様もホッとした様子でした。
平成23年8月 施工前。 | 外壁塗装の様子。 | 平成23年9月 施工後。 |
Y様が気にしていたバルコニー外壁の黒いシミ。 | 梯子を掛けて近くに寄って点検。 |
外壁の出隅角にパックリと開いた亀裂。 | 笠木との取合い部分にも隙間。笠木が凹んでおり水が溜まった状態です。 |
瓦屋根にあがり点検。 | 南面の横樋が歪んでいます。水が溜まっているのはその部分が下がっているのが原因。 |
下がり棟の漆喰が剥がれかけていました。 | 別の下がり棟では漆喰が完全に剥落。 |
外壁の亀裂部分はシールを打って補修。 | 笠木に溜まった水が侵入しないように取合い部分にもシール処理。 | 外壁色に近いアイボリーのシール補修でほとんど目立ちません。 |
足場が無くて少し怖いですが、屋根屋さんは慣れたものです。 | 剥がれていた漆喰に今回は耐水性のある補修材を使用しました。 | 漆喰と違い白くは無いですが、丈夫さを優先させました。 |
雨樋は雪の影響で傾斜が悪くなっていました | 出窓の裏側のベニヤが剥がれています。 | 出窓の室内側の天井板もバリバリに・・・ |
雨の流れがスムーズになるように調整しました。 | 張り直しで綺麗に! | こちらも綺麗になりました。 |