世田谷区 I様邸 外壁屋根塗装事例(2013年9月 2日 完工)
ALCパネル外壁の塗り替え
ALCパネル外壁の雨漏り対策
施工事例データ
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使用した塗料 |
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外壁塗装 SK化研 水性弾性セラミシリコン(N-70) 屋根塗装 SK化研 クールタイト(RC-121) その他塗装 雨樋、鉄部 ファインウレタン(255) 軒裏塗装 ケンエース(N-90) 基礎水切り ファインウレタン(N-15) その他工事 バルコニー 防水塗装工事 シール工事 物置撤去 |
I 様邸は築20年ほどの建物ですが、数年前より雨漏りに悩まされてきて外壁塗装と同時に雨漏り対策をご希望されました。 当初の見立てでは東面に浮き出ている クラック補修痕が怪しいと診断しましたが、足場を組んで作業を開始すると驚く事実が判明しました。 「ALCパネルの板間目地にシールが打たれていない!」 ALCパネルは軽量気泡コンクリート板の略で、簡単に表現すると「軽石」のようなパネルを鉄骨に貼り付ける外壁材です。 コンクリートに比べ驚くほど 軽量で施工性が良く、耐火・断熱効果も優れています。 しかし構造が「軽石」状のため、防水性能はまったくありません。 パネルの継目(板間目地)にはしっか りとALCパネル用のシール処理を行い、防水性能を持たせるための外壁塗装はとても重要な工程となっています。 ところが、なぜかI様邸では板間目地には シールではなくモルタルが塗りこまれているだけでした。 モルタルにはそんなに防水性能はありません。これで は塗膜が劣化するとアウトです。 特に目地の部分は雨水の通り道になりやすい為、塗膜が傷んで目地のモルタルが露出すると雨水が入りやすくなります。 このま まではいくら外壁を塗り替えても雨漏りは解決しません。急遽、パネルの目地にシール処理を施し、外壁塗装の材料は雨漏りに強い弾性塗料に変更しました。 果 たして、無事完工を迎えた直後に大型の台風が2連続で襲来しましたが、見事雨漏りは治まりました。 追加工事が発生し予算も工期も延びてしまいましたが、懸案だった雨漏りが解消して 「これで安心して眠れる」とホッとしたI様のお言葉が胸に染み入りました。 |
施工前 外観 | 施工前 屋根 |
施工前 雨樋 | 施工前 外壁 |
施工前 出窓屋根 |
施工後 外観 | 施工後 雨樋 |
施工後 外壁 | 施工後 出窓屋根 |