K様邸の外壁の色を決める最終お打ち合わせの際にK様より依頼されたことは「お隣の外壁と同じ色でお願い」
う~~~~~ん、とても難しいご依頼です。
予め「塗り板サンプル」をメーカーに作ってもらいK様に選んでいただいていましたが、今ひとつお気に入りの色が見つからなかったようで、着工1週間前のお打ち合わせでこのようなお願いをされました。 同じ時期に建てられたお隣様のおうちですが、K様邸とはサイディングパネルの柄がまるで違います。しかもお隣様はまだ塗り替えておらずかなり色褪せています。 手持ちの「日本塗料工業会」発行のカラーサンプル帳を開いて近似色を数色選び、最終的にK様に選んでいただいた色番号「22-80H」ですが、K様には何度も「言い訳」をしました。それは以下の様な内容です。
1.お隣様の壁と同じ色番号を探し当てて塗り替えても、艶有り塗料を使用するため印象が大きく変わります。(お隣様の外壁は塗り替え前の状態ですので艶のないマットな印象です) 2.お隣様のサイディングパネルとはデザインがまったく異なるため、仕上がりの質感が変わります。 3.カラーサンプル帳ではほぼ同じ色に見えても、実際に塗ると数段明るく薄い色に感じられます。
特に2番は、K様邸のサイディングパネルがウロコみたいな表面のためキラキラした仕上がりになることが予想されます。同じ色で塗っても下地の状態で仕上がりが大きく変わってくる外壁塗装。K様よりいただいたご依頼はたいへん大きな宿題でした。
そして塗装工事が無事終了し、K様との完了検査を実施。予想通りお隣の外壁とはかなり違う印象に仕上がっていますがK様はたいへんご満足の様子。お施主様がイメージする「色」と我々がイメージする「色」のすり合わせほど難しいものは有りませんが、今回は事なきを得てほっとした工事となりました。
※花まるリフォームでは上記のような色に関する困り事を回避するために、工事を行う外壁の下地に合わせてA4サイズの「塗り板」を作り、実際に使用する塗料で下塗り+中塗り+上塗りを行った「塗り板サンプル」をメーカーに作らせています。工事が始まるまでに3種類ほどの塗り板サンプルをお施主様にお届けし、納得の行く形で色を決めていただいています。今回のK様邸でのお打ち合わせはイレギュラー的なパターンですのでご了承をお願い致します。
|