M様邸は築40年。過去に幾度も塗替えや増改築を行い、今年は再び大掛かりなメンテナンスを行いました。 2月の初旬より他社さんで内装リフォームを実施。サッシ交換も数か所行った際に外壁を一部解体・復旧したため、続けざまに花まるリフォームで外壁塗装を行うことになりました。 M様邸の外壁は吹き付けタイルのスタッコ仕上げという、デコボコが特徴の外壁です。交換したサッシ周りの外壁はモルタルを塗っただけの平らな仕上げですので、塗装を行う前に既存外壁部分と違和感が無いように「模様」を付けなくてはなりません。この作業を「パターン付け」と呼んでいます。 今回はスタッコ仕上げに近付けるように「ガン吹き」を行いました。パターン付け用の材料を「土団子」のような塊にしてボコッボコッと専用の吹き付け機で外壁に打ち込んでいき、仕上げにローラーで押さえて模様を整えていきます。そのあとはいつものように「下塗り・中塗り・上塗り」と3回塗りの塗装を行いました。
屋根はM様が悩みに悩んで選んだ「モスグリーン」で塗りました。いつもは黒系やグレー系で塗ることが多い花まるの現場ですが、ちょうど角地に建つM様邸は屋根も遠くから良く見えるため、お気に入りの色で塗りたいとのこだわりがあったそうです。塗替えが終わるととても爽やかな屋根になり、青空にとても映える仕上がりとなりました。
木造住宅はまめにお手入れをやってあげると50年はしっかり保つ、と言われますが、まさにM様邸も定期的なメンテナンスのおかげで築年数をまったく感じさせない素敵なおうちとなっています。築50年まではあと10年ほど。余裕で「ノルマ達成」となることでしょう。
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