世田谷区 H様邸 外壁・屋根塗装事例(2015年10月 6日 完工)
雨漏りに悩まされた結果、外壁塗装と一緒に屋根を重ね葺き。これで一安心です。
屋根からの雨漏り。単純明快な対策は「重ね葺き」です。 |
施工事例データ
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使用した塗料 |
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その他工事 |
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H様邸は築30年を超えて今回で3回目の外装工事となります。定期的なメンテナンスのおかげで築年数ほどの古さは感じられない佇まいを保っています。しかし3年ほど前から雨漏りに悩まされていた様子。横風が強い時には3階の天井から漏れてくるようです。今回の塗り替えの際に雨漏りの原因をしっかりと調査して対策を講じることになりました。 足場を組んで屋根の様子をチェックすると原因は明快でした。屋根の頂上部の面が緩勾配でほとんど傾斜がありません。勾配が緩いとスレートの重ねあわせ部分の隙間から雨水が逆流しやすくなり、結果、雨漏りにつながっていきます。またホコリなどで目詰りも起きやすくなるため、本来なら重ねあわせの隙間から抜けていく雨水が出口を失って室内側へと流れていくことにもなります。 原因が判明したところで次は改善方法の検討です。屋根勾配が原因ですので、根本的な解決は屋根形状を変更して適正な勾配を設ける方法です。しかし工期も工費も多大なものとなってしまいます。そこで今回採用したのが「重ね葺き」です。その名の通り、今ある屋根の上にもう一つ屋根材を重ねて葺く方法です。 既存のスレート屋根の上にアスファルトルーフィング(防水材)を貼り、その上にガルバリウム金属屋根を重ねます。スレート屋根よりも緩勾配に強く、また耐久性も優れています。腐食に強いガルバリウム材はメンテナンスも楽です。 しかし金属屋根の場合のデメリットは「暑い」「雨音がうるさい」というものがあります。そこを補うために今回はアスファルトルーフィングの上に断熱材を敷くことにしました。これなら断熱性を高めてさらに遮音性も増します。既存屋根の上にこれだけ頑丈に何重にも屋根を張ればもう雨漏りの心配は無くなります。 H様もこのプランにたいへん喜ばれ採用していただけました。そしてなんと、「屋根を思いっきり変えるんだから外壁の色も大胆に変えようかしら?」ということになり、外壁色もすんごいイメチェンとなりました。 すべての工事が終えた直後にけっこう強い雨が続きましたが雨漏りは発生せず、H様もようやく安心されたようです。我々もほっと胸をなでおろすことができたH様邸外装工事でした。 |
施工前の外観。屋根の形状が特徴的な3階建て住宅です。 | 施工前の屋根。スレート葺きの屋根ですが雨漏りに悩まされています。 | 屋根の最頂部は緩やかな勾配になっています。傾斜が緩いと雨漏りしやすい傾向があります。 |
施工前の3階部分のサイディング外壁。 | サイディング外壁の出隅は角が割れています。 | 施工前の2階部分のモルタル外壁。 |
外壁
洗浄後、クラックや劣化した目地のシールを補修していきます。 | 外壁補修後、下塗りを施します。 | 下塗り後、中塗り・上塗りを施します。 |
屋根
既存の屋根に防水紙を重ねて張ります。のり付きのアスファルトルーフィングです。 | 細かい箇所を現場で計測しながら棟やケラバの板金加工を行います。 | 断熱材を張り、その上に「ヒランビー」を重ね葺きしていきます。 |
その他
シャッターボックスはチョコレート色で塗装。 | 雨樋も同様にチョコレート色で統一しました。 | サイディング外壁角の割れは金物で固定して対処。この後外壁と同色で塗装しました。 |
施工後の外観です。塗り替え前とはガラリと色が変わり、まるで別の建物のようです。 | 施工後の玄関です。玄関からは全景が見渡せませんが、鮮やかな配色となったことで、外観の変化は一目瞭然です。 |
施工後の屋根。色はお客様指定のアイビーグリーンになり、雪止めも付いています。また雨漏りが発生しやすい天窓まわりは水切り板金を設置しています。 | 重ね葺きした緩勾配の屋根頂上部。緩い傾斜でも雨水がなめらかに流れる金属屋根で安心です。 |
3階サイディング外壁の開いた角は金物で補修後、塗装を施しました。雨漏り予防とサイディングパネル端部の保護という一石二鳥の対策です。 | 施工後の2階モルタル外壁です。同じ色で塗ってもサイディング外壁とモルタル外壁では若干違って見えます。 |