外壁塗装 無料小冊子／東京都世田谷区の外壁塗装専門店「花まるリフォーム株式会社」

着工から３ヶ月に及んだK様邸の工事もようやく完了。ずっと足場に囲まれ窮屈な思いを強いられたK様ですが、「あの春の嵐がなければ未だに雨漏りが続き、壁が腐ったままの家に住んでいたかと思うとぞっとします。あの嵐は我が家の『神風』でした。」とポジティブな感想をいただき、我々スタッフもホッとしました。

花まるリフォーム設立以来の大事件。担当した大工さんも「５０年以上大工やってるけど、雨漏りであそこまでの被害は見たこと無い。貴重な経験をした」というほどのレアなケースでした。

オシャレな建物はデザイン重視で設計するのでどうしても雨仕舞などを犠牲にしたり有るべきものが有るべき所に無いなど問題を内包していることが良く有ります。少しでも異変を感じたら施工会社や信頼できるお近くの工務店などに早めに相談しましょう。

K様邸の外壁修復工事もいよいよ最終段階。先日塗ったモルタルが充分乾燥したことを確認して外壁塗装材の「ジョリパット」を塗って行きます。

既存部分のデザインと同じ仕上げで慎重に模様をつけていきました。

今日も引き続き各部塗装を行いました。雨樋塗装と木部塗装上塗り、ベランダ笠木の鉄部塗装です。

外壁塗装がひと通り終了したところで大事件が起きました。

春の嵐のような強風が吹き荒れた３月１３日、施主様より「３階の内壁に亀裂が入った」との連絡が！

調査に行くと、仮設足場の「壁当て」と呼ばれる横揺れ防止の突っ張り棒が設置されている箇所が強風で押されて内壁に亀裂が入った模様。しかし変です。この壁当ては建物にダメージを与えるようなものではありません。外壁側も調べて見ると、しっかりと補修したはずの窓廻りのクラックが更に大きくパックリと開いています。その内部をのぞき込むと・・・

至急、大工さんを呼んで外壁を解体してみました。すると外壁下地が完全に腐っていることが判明。シロアリではなく、単に雨漏りによる腐朽で下地のボードも柱もまるで火事にでもあったように朽ち果てていました。

せっかく塗り終えた外壁を取り壊すのはもったいないですが、柱と壁をもう一度作り直すしか方法はありません。K様と綿密な修復計画を練り、大規模修理工事を行うことにしました。

今日は外壁のアクセント部分の上塗りを行いました。K様邸にはアクセントが２種類有りますが、今日は広い方のアクセント塗装です。

下塗りまで行なっていた屋根塗装は本日で完了しました。

今日から外壁の上塗りに入ります。アクセント部分以外の上塗りを完了させました。

今日も引き続き外壁塗装の中塗りを行いました。

今日から塗装作業を再開しました。外壁の中塗りを行なっています。

今日は板金工事を行いました。

K様邸の外壁の角部分には３センチほどの出幅があるアクセントが３ヶ所あります。そのアクセント部分の最上部には雨水の侵入を防ぐ処理が無いため雨が降るたびに漏水してしまうようです。今回、一番シンプルで効果が高い方法として、アクセント最上部に「水切り」を板金で取り付けることにしました。これでもう雨水が入り込んで来ることは無くなります。

今日も引き続き養生作業を行いました。

今日は養生作業を行いました。

今日は高圧洗浄作業を行いました。万が一のことを考え、室内への漏水が心配ということで施主様が室内で監視してくれました。ご協力ありがとうございました。

現在工事中の世田谷区H様邸から歩いて３分ほどの場所にあるK様邸。会社の近くなのでなにかと便利です。

ところでK様邸もやはり雨漏りに悩まされてきた建物のようです。最近の傾向として「屋根面積が小さい」「庇（ひさし）が無い、あるいは張り出し幅が狭い」といった物件は高確率で雨漏りが発生していると感じています。見た目はとてもお洒落なデザインのおうちですが、おうちを雨から守ってくれるのはやはり屋根。小さい傘で雨の中を歩くよりも大きな傘で歩いたほうが衣服が濡れにくいのと同じですね。

今回のK様邸では幸いにして室内への雨漏りは無いものの、外壁の状況からして早めに対策をとっておいたほうが良いと判断します。せっかくのお洒落なデザインの建物。永く健康に保つための外壁塗装工事の開始です。