「遮熱塗料を屋根に塗ると太陽光の反射率が上がり、屋根の表面温度が上がりにくくなります」
とカタログには書いてあります。
確かにその通りなのですが、問題は屋根の表面温度では無く「室内温度」への影響です。
実は家の素材や形状により、効果を発揮しやすい家と効果を発揮しにくい家があります。
では、遮熱塗料を塗って効果が得やすい家とはどんな家なのでしょうか?
そのパターンを3つお伝えします。
ちなみに、遮熱塗料を塗ると冬の太陽光まで反射して寒くなるのでは?…というご質問をよく頂きますが、遮熱塗料を塗ると冷たくなるという事は無いので冬場の影響は無いようです。
遮熱塗料が一番効果を発揮するのは「金属屋根」で、素材の種類は
【トタン】【ガルバリウム鋼板】【アルミ】です。
金属屋根は屋根材の中で表面が一番熱くなるので、遮熱塗料が効果を発揮します。
・金属は「熱伝導率」が他の屋根材よりとても良い
・金属屋根は薄いので、表面温度がすぐ裏に伝わる
このことから、太陽光が当たった部分の熱が【速く】【無駄なく】裏側に伝わります。
実験の結果では、同じ場所に置いたスレート屋根との温度差は約10℃を超えます。
よく「車のボンネットの上で目玉焼きが焼ける」という映像を目にしますが、金属屋根でも同じようになるのでフライパンの下で生活しているようなものです。
瓦やスレート屋根は、熱伝導率や素材の厚みが金属板とは格段に違います。
また、瓦は下地との隙間があり通気層があります。スレートも少ないですが重ね目を通気するので暑くなりにくい構造です。
もちろん瓦が塗装可能な場合や、スレート屋根の場合でも遮熱塗料で塗る場合があります。
特にスレート屋根は外壁と同様に塗装をしたい部分なので、どうせ塗るなら遮熱塗料で塗りたいものです。
天井が吹き抜けている家も、夏の暑さには悩まされてしまいます。
部屋全体の容積が増え、熱い空気を溜めてしまうので冷房が効かないためです。
特に吹き抜けた天井が平らでは無く斜めになっていると、遮熱塗料が効果を発揮します。
・吹き抜け天井の屋根は、ガルバリウム鋼板が多い
・斜め天井には小屋裏空間が無く、断熱材があっても小屋裏換気が十分出来ない場合が多い
このことから、屋根材の裏側まで伝わった熱が【速く】【無駄なく】室内天井面に伝わります。
天井が吹き抜けているお部屋で脚立を立てて登ると、一気に汗が噴き出て目がくらむほどです。
屋根裏(小屋裏)に空間があるという事は、そこに「空気の層」があるという事です。
実は「空気の層」は熱伝導率が低く、金属(鉄)が84とすると0.024しか熱が伝わりません。
この割合で計算すると鉄は空気の3500倍も熱を伝えてしまうのです…
さらに、屋根裏にあるその熱い空気は「軒裏換気口」や「棟換気口」から自然に排出されますので、常に熱いままという訳ではありません。
このように、吹き抜けていて屋根裏の仕切りが無と、屋根の表面温度がほとんどダイレクトに近い状態で室内に入ってしまうので、遮熱塗料で少しでも屋根の表面温度を抑えておく必要があります。
3階建ての最上階は、不思議と2階建の最上階より暑いように感じます。
上記の理由と複合的な気もしますが、木造3階建が一般的になり遮熱塗料の需要も増えてくるものと思われます。
特に壁が斜めでその外が屋根になっている場合には、遮熱塗料が効果を発揮します。
・3階建の斜め壁の部分には、特に日差しが良く当たる場合が多い。
・3階建の場合屋根の軒先の出幅が無い場合が多く、外壁にも全て太陽光が当たってしまう。
・3階建の最上階も小屋裏空間が無く断熱材があっても小屋裏換気が十分出来ない場合が多い
・3階建の最上階は日が良く当たり、天井が低い場合が多く、暑さが部屋にすぐこもる。
これらのことから、3階建の最上階の部屋は2階建より暑くなる傾向があります。
3階は子供部屋という場合が多いので本人たちにも親にも、その暑さが分からないかもしれません。
ただし、暑くなる条件を考えると、3階建ての最上階は確実に遮熱塗料が効果を発揮すると言えます。
2階や3階にリビングがある場合、家族が集まる部屋が常に暑いことになります。
家族が集まるためのリビングが暑くて居づらい場合は遮熱塗料を試してみる価値があると思います。
・2階のリビングは窓の開口部が多く日差しが良く当たり、そもそも暑い場合が多い。
・二世帯住宅の場合で2階の世帯は全室最上階なので、涼しい部屋がどこにも無い。
・2階にリビングには吹き抜け天井になっている場合が多い
・2階のリビングには天窓が付いていて、冬は良いが夏は暑い。
特に2世帯住宅の場合には、本当に逃げ場が無く0.5℃でも下がれば省エネにも繋がりますので、遮熱塗料はコストパフォーマンスの上でもお得な選択と言えます。
簡単にまとめると、遮熱塗料が効果を発揮しやすい家とは「暑くなりやすい家」です。
・金属の屋根
・吹き抜け天井
・3階建て
・2階にリビング
これらの「暑くなってしまいやすい条件」を少しでも緩和したい場合には、遮熱塗料の出番と言えるでしょう。
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