遮熱塗料を塗ると室内温度はどのくらい下がるのでしょう?
メーカーカタログには、劇的な効果を期待させる図やサーモグラフィーがあり、業者ホームページには「エアコンが要らなくなった!」というような施工事例の声があります。
それらが全くの「ウソ」とは言いませんが、「本当のところ」で言うと…
都内近郊で最も一般的な【木造2階建・スレート屋根】の場合では
37℃の日に、35℃くらいに感じることが出来る…かも、といったところです。
マイナス2℃違えば、体感でもそれなりに涼しく感じられますので
期待する効果を理解してさえいれば、十分納得できる範囲です。
しかし、遮熱効果の劇的な部分を抽出して過大な期待を煽るようであれば、価格も跳ね上がり期待外れの結果になりかねません。
正しい期待と効果(価値)を適正な価格で提供していかなないと、結局遮熱塗料の普及にまで悪影響を及ぼしてしまいます。
このような事が起きてしまう原因の一つに、遮熱塗料の効果を表記する統一規格がまだ無い事があります。
規格が無いので「言ったもん勝ち」の状態で、誇大広告的な表現への規制や、誇大効果を比較する術が無いのです。
このような状況だと国の省エネルギー政策にも消費者にも悪影響を及ぼします。
そこで経済産業省が平成20年に遮熱塗料のJIS規格制定のために動き始めました。
その文書の冒頭で、JIS規格制定の理由と必要性が記されているのが以下の文章です。
太陽光を反射することにより、建物や道路表面の温度上昇を抑えることができる遮熱塗料は、近年、都市部を中心に問題となっているヒートアイランド現象の効果的防止策として期待されている製品です。 現在、遮熱塗料は、メーカー各社で開発が進められ、一般に市販もされていますが、製品の性能である反射率を測定する方法については各社が独自の方法を採用しているため、購入者がその性能を客観的に評価することが困難な状況にありました。 ※遮熱塗料の性能評価のためのJISを制定 https://www.jisc.go.jp/newstopics/2008/20080919syanetutoryou.pdf
このデータによると、ある遮熱効果の参考値が以下のように記されています。
・気温が30℃を超えた室内では【気温の差が1.7℃~2.2℃】あった。 ・エアコン稼働実験にて【電力削減結果が7>%】あった。
ただし、この中には下記の注意点が付け加えられています。
① JIS規格の遮熱塗料を「屋根用」に限定した ※ 外壁には該当できない |
② 日射反射率は色(明度)による影響を受けること ※ 暗い色では涼しくなりにくい |
③ 耐候性など、屋根用塗料としての品質要求も満たす必要があること ※ 塗料の基本性能的を満たしていない場合がありそうだ |
④ 使用者と、消費者がその製品がもつ性能を客観的に評価することが困難な状況にある ※ 塗装業者がお客様を騙しても分かりにくい |
現在は上記の規格を元に「遮熱塗料の省エネルギー性能のJIS規格」を作っていますが、予定では平成29年以降になるようです。
※塗料の省エネルギー性能評価方法調査 - 経済産業省
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2013fy/E003071.pdf
いずれこのJIS規格が出来れば、遮熱性能を満たさない塗料は淘汰されてしまう筈ですので、予定通りに調査が進むのを待ちたいと思います。
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