遮熱塗料がきちんと効果を発揮するのは、工場・プレハブ小屋など…
① 屋根が鉄板である
② 屋根裏の断熱スペースが無く、鉄板屋根から熱気が直接室内に入る
③ 断熱材が屋根と室内の間に入っていない
このような条件下である事が前提なのです。
ほとんどの遮熱塗料の検証データ試験は、上記の条件下での結果です。
ですから、一般住宅には当てはまらないのでは?と思えてなりません。
ですから、ちょっとだけ意地悪く解説をします(笑)
① なぜ【鉄板屋根で実験】するのでしょう?
一般住宅で現在主流の「スレート屋根」で検証するのが筋だと思うのですが、
鉄板の方が熱の吸収が激しく、効果が高い事を強調できるから?
と思ってしまうのは、私だけでしょうか。
② なぜ【断熱材の存在を無視】するのでしょう?
工場の屋根と違い、一般住宅では屋根の下と天井の間に「断熱材」という物が既に入っています。おかしな話です、つじつまが合いません。
新築時から入っていた【断熱材】の立場がありません…
断熱材メーカーからクレームが出てもおかしくないような気がします。
③ なぜ【屋根裏の空気層も無視】するのでしょう?
設計士さん、大工さん、住宅メーカーが暑さ対策を考えて設計しているはず。
屋根裏の空間に溜まった熱い空気は、軒裏換気口から排出されます。
そこでだいぶ違うと思うのですが…。
遮熱塗料の誇大広告に注意!
これらの事実をはっきり打ち出し、
「メリット・デメリット」をはっきりさせた上で、
お客様に選んで頂いた方が、スッキリします。
確かに、屋根の表面温度が低くなれば、室内温度は下がる理屈なのは分かります。
ただ、「物凄い効果がある」とは言えなので、そんなイメージを持たせるような広告は、いかがなものか…と、思うのです。
私達としては、ちゃんと【効果】はあるので、正しい情報をお伝えし、自信を持ってオススメしたいのです。
花まるリフォームでも、たくさんのお客様に【遮熱塗料】をお試し頂いております。
その際には、きちんとした【正しい効果の情報】をお伝えしています。
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遮熱塗料のウソ・ホント!? |
投稿者: 高橋良一 | 日時: 2010年 03月 7日
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