水性セラミシリコン
10年ごとのメンテナンスに最適
水性セラミシリコンは価格と性能のバランスがよく、10年ごとの定期的な外壁塗り替えをお考えの方には最適です。
アクリルシリコン樹脂にセラミックをブレンドした1液型の水性塗料で、油性塗料のようなニオイがなく周囲の環境に優しい塗料になっています。
ベーシックグレードの塗料選びが一番デラックスな理由
水性セラミシリコンは1998年7月の発売当時、ベーシックグレードのシリコン塗料にセラミックも入っているお得感満載の塗料としてベストセラーになりました。その後、各種塗料が開発されましたが、セラミシリコンのコストパフォーマンスを揺るがす塗料はなかなか出ず、これまで長年に渡り愛用されている施工実績や信頼性の面で十分安心できる塗料です。
各塗料メーカーは最新型の塗料で、寿命を15年と設計しコストパフォーマンスに優れているという宣伝をしていますが、家の点検という意味では715年以上の寿命は長期間放置する計画とも言え少々危険です。
家を長持ちさせる・住宅のメンテナンスのためには、10年ごとのマメな点検を行う方が安全・確実ですから、水性セラミシリコンで塗り替えを行うのが実は一番デラックスな管理の方法となるのです。
下地を選ばずオールラウンドに対応
水性セラミシリコンはモルタル外壁・サイディンング外壁・ALCパネルなど、どんな建物にもオールラウンドに対応します。
モルタルでヒビ割れの多い下地の場合には、専用のゴム状の下塗りを使うことで、弾性被膜を作りヒビが入りにくい外壁に変更する弾性タイプのセラミシリコンもラインナップされています。
艶を落としたい場合は5分艶や3分艶、全艶消しも選択が可能ですが、添加剤を入れるため本来の性能が少しずつ落ちていくので、艶を落とす場合は注意が必要です。
水性セラミシリコンで塗る外壁の特徴
【艶有り外壁の塗り替え】 写真のような模様のモルタル外壁は元々艶有り仕上げで、水性セラミシリコンのような艶有り塗料で塗り替えるのが基本です。築15年以上で2階目の塗り替えでは一般的なパターンです。 |
【艶消し下地に塗る場合】 元々艶消しの外壁に艶有り塗料を塗る場合は主に下記の理由があります。 ・手触り洗濯物が引っかかる ・コケが生えるのを抑えたい ・雨漏りがあり防水性が欲しい 水性セラミシリコンを塗る事でこれらの件を叶えることが可能です。 |
【サイディング外壁】 サイディングの外壁では目地が切れると雨漏りの原因になります。 定期的な目地の交換と水性セラミシリコンの塗装で雨漏りの危険が来る前にメンテナンスを行っていれば安心です。 |
艶有り塗料は「チョーキング」が寿命のサイン
水性セラミシリコンのような艶有り塗料の寿命のサインは「チョーキング」です。
下記写真のように手で触るとチョークが付くようになったら、塗料の寿命が尽きている証拠です。
外壁塗装が気になったら、バルコニーの外側(お布団を干すところ)や2階の外壁など、太陽の良く当たる場所の外壁がでチョーキングしていないか確認してみると良いでしょう。
チョーキング 写真のように触ると手に塗料の粉が付く現象を「チョーキング」と言います。 ※ここまで手に付く前に塗り替えをお勧めします。 |
水性セラミシリコンの施工事例 バルコニーの外側は屋根が無く、日差しを直接受けます。家の中で一番傷みやすいところなので、チョーキングの確認がしやすい場所です。 |
シリコン塗料とは、一般的にアクリル樹脂にシロキサン結合を持たせた特殊な重合体の塗料の事を言います。 そのシロキサン結合を持つ塗料は、紫外線・湿気などの劣化要因に対して優れた抵抗性を示し、外壁を長期間守ってくれる優れた耐久性を持ちます。 |
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外壁はいつの間にかかびや藻により色褪せ、緑色になっていきます。 水性セラミシリコンは特殊設計により、かび・藻の発生を抑え、微生物汚染を防ぎ、建物の美観と清潔な環境を守ります。 |
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